國語潛望鏡

夢のある市名

やや古い記事だが、四國新聞社ウェブサイトより。 「平成の大合併」が進み、全国で新しい市や町が雨後のタケノコのごとく生まれている。平仮名、片仮名、合成…。市町名はというと、見た目や語感さえよければ何でもありといった感がぬぐえない。「土地の履歴…

日本語ボランティアが人氣

神戸新聞 WEB NEWS より。 外国人に日本語を教える「日本語ボランティア」を目指す人が増えている。身近にできる国際交流として人気が高まっている一方、出稼ぎ労働者の急増などで、日常生活に欠かせない日本語の習得を希望する外国人が増えていることも背景…

小學校で古文漢文重視へ

小學校の授業で輕視されて來た古文や漢文が復權する可能性があるらしい。 学習指導要領の見直しを進めている中教審の教育課程部会は、小学校の国語の授業に「暗唱と音読」を重視した古文・漢文など古典の指導を盛り込む方向で、本格的な検討に入った。 (中…

白川靜氏の漢字カード

京都府立堂本印象美術館(京都市北区)はこのほど、世界的日本画家の故堂本印象氏が描いた動物画と、漢字研究の第1人者として知られる白川静・立命館大名誉教授による動物の漢字の成り立ちや解説を組み合わせたカードを作製した。「栗鼠(りす)」や「鷹(…

韓國で漢字ブーム

漢字離れの進んだ韓國で、大學生に時ならぬ漢字ブームが起こつてゐるらしい。 この夏休み、多くの大学で外部講師による漢字の特別講義が開設されたり、学生が自主的に勉強会を開いて漢字を勉強したりしているという。/これは、最近新入社員の採用試験で漢字…

「鳳來」復活か

「あわら温泉」の件では國民の地名に對する無神經を隨分貶して仕舞つたが、異なる動きもあるらしい。 新城市は4日、合併前の旧鳳来町地区の地名に「鳳来」の名前を復活するかどうかの住民意向調査結果を発表した。同日午前中、同市鳳来総合支所で32の大字…

北海道文教大が「日本語なんでも相談室」

「どうしてうそを非難するのに『うそつくな』でなく『うそつけ』と促すの?」−。そんな疑問に答える小冊子「日本語なんでも相談室」を、道文教大(恵庭市)の外国語学部日本語コミュニケーション学科が作成した。 (北海道新聞「日本語の疑問に答えます 道文…

「あわら温泉」で統一

福井縣あわら市にある温泉の名前をどう表記するかで議論となつてゐたらしいが、最近決着したと云ふ。 開湯百二十年以上の歴史を誇るあわら市の温泉の名称について、「芦原温泉」とするか「あわら温泉」とするかの表記論議が続いていたが、市観光協会と芦原温…

國語教育の本質

asahi.comによれば、次期學習指導要領の改訂で、文部科學省は、國語を他教科も含めた學習の基本と位置附け、「論理的な思考力」を向上させることを軸に教育内容を見直す檢討を始めた。 文科省によると、国語については、全体として「言語力の育成」を目指す…

文化廳の輿論調査・續

文化廳がウェブサイトで「国語に関する世論調査」の結果を公開した。敬語について以下のやうな調査がある。 学校の先生が生徒の保護者に,同僚の田中先生のことを話す場合,どういう言い方をするのが良いかを尋ねた。結果を多い順に示すと,以下のとおり。 …

文化廳の輿論調査

Sankei Webより。 「怒り心頭に達する」という誤った慣用句を使う人が74.2%に達していることが26日、文化庁の「国語に関する世論調査」の結果で分かった。「怒り心頭に発する」と正しく使えるのは14.0%で、5倍の人が間違っていた。「従来から」…