日本語ボランティアが人氣

神戸新聞 WEB NEWS より。

外国人に日本語を教える「日本語ボランティア」を目指す人が増えている。身近にできる国際交流として人気が高まっている一方、出稼ぎ労働者の急増などで、日常生活に欠かせない日本語の習得を希望する外国人が増えていることも背景にあるようだ。
「日本語ボランティアが人気 増える外国人労働者に援助」

日本語を學ぶ外國人や日本語を教へる日本人が増えるのは良い事だ。日本語の仕組みを合理的に考へる契機になる。教育の現場で戰後國語改革の不合理が問題になつて呉れれば嬉しいが、それは期待し過ぎ、他人頼みと云ふものだらう。

ところで記事の末尾のこんな件が氣になつた。

研究者や専門家からは「言葉の美しさ」など、日本語の魅力に気づいてもらえるきっかけになる、と歓迎する声も上がっている。

世界のあらゆる言葉は美しいのだ。「言葉の美しさ」は日本語の專賣特許ではない。いやいや、寧ろ日本人は言葉の美醜に無頓着な民族ではないか。さもなくば假名遣や漢字の「改革」が何十年も罷り通る道理がない。(K)