出版案内

文語文 五十撰

即興詩人梗概

◇「即興詩人 梗概」(發行 NPO 文字文化協會/編輯 谷田貝常夫) 森鴎外生誕150年に因んで行はれてゐる讀書會ならびに催されたシンポジウムのために作られた册子です。「即興詩人 梗概・付録:漢字、古語、語法、表記、登場人物」58頁發行 〒146-0085 …

候文の手引

◇「候文の手引」(發行 文語の苑 代表幹事 愛甲次郎) 文語文の衰頽を憂ひ、日本文化の根幹として文語文が長く保持、活用されることを希求する活動の一貫として發行されたものである。107頁文語の苑事務局 〒141-0032 東京都品川区大崎1-20-8 INOビル303 電話…

アナフォリッシュ國文學

◇季刊誌「アナホリッシュ國文學」創刊號(發行 響文社) 『國文學』といふ名前を冠した雜誌が消えてしまつた現状を憂へ、國文學研究再生の志から創刊された本誌の出現を心から壽ぎたい。書名にカタカナが入つてゐたので戸惑つたが、アイルランドの詩人シェイ…

萩野貞樹氏の新著

本會常任理事、萩野貞樹氏の二著作が上梓された。 『舊漢字―書いて、覺えて、樂しめて』(文春新書) 戰後の國語改革で一掃されたはずの舊漢字は、どっこい生きている。人の姓名や神社佛閣、はては暴走族にまで。その舊漢字を讀み、そして書く。これでこそ、…

留守晴夫著『常に諸子の先頭に在り─陸軍中將栗林忠道と硫黄島戰─』

本協議會理事、留守晴夫氏の著書『常に諸子の先頭に在り─陸軍中將栗林忠道と硫黄島戰─』が近く慧文社より刊行されます。硫黄島の激鬪で知られる知米派將軍の悲劇的生涯を辿りつつ、「日本人及び日本文化の宿命的弱點」を論じた力作です。以下に同社ウェブサ…

 高崎一郎著『平成疑問假名遣』平成十七年版

本會評議員である高崎一郎氏永年の刻苦精勵の研究成果が、つひに一般の便利に供される日が來ました。 電腦文字研究會(代表委員は本會監事の高池勝彦氏、委員の多くは本協議會員)に於ける、數年間に亙る勉強と議論と協力のもとに完成し、協議會の承認をえて…

 土屋道雄著『増補版 國語問題論爭史』

本書は、十六年間本會會報『國語國字』の編輯を擔當した土屋氏が、國語問題が一部の人達の間だけではなく、廣く國民討論として發展して行くことを願つて、漢字の傳來と假名の發生の時代から今日に至るまでの國語國字に關する議論を客觀的資料として提出し、…