高崎一郎著『平成疑問假名遣』平成十七年版

本會評議員である高崎一郎氏永年の刻苦精勵の研究成果が、つひに一般の便利に供される日が來ました。
電腦文字研究會(代表委員は本會監事の高池勝彦氏、委員の多くは本協議會員)に於ける、數年間に亙る勉強と議論と協力のもとに完成し、協議會の承認をえて刊行に漕ぎつけた本書は、高崎氏の本懷であると同時に、およそ正統表記に關心のある者の必携の一册です。まさに國語の正統な表記法を確認し、新時代を拓く劃期的な書といへませう。
本書はこの五月中に刊行されます。「平成十七年版」と銘打つたのは、内容の完全を期するため、また最新の研究を反映させるために數年後の改訂を豫定してゐるからです。また、發行元は本協議會ですが、實際の販賣は紀伊國屋書店ですので、同社に注文してくださるやう御願ひいたします。紀伊國屋書店の左記URLからも注文できる筈です。
協議會への直接の注文は扱ひかねますので御諒解ください。
本書に關する讀者の御意見を事務局宛kokugokyo@muc.biglobe.ne.jpに寄せていただければ洵に有難く存じます。
  
四六判・340頁 税込價格1575圓 國語問題協議會發行 紀伊國屋書店發賣 http://www.kinokuniya.co.jp